オモウコト
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イキナリだが・・・見ていて心が動くダンスって何なんだろう?エンターテイナーってなんだろう?
それは、心から踊る事に尽きる、と思う。
うまくおさめようとしなくていい。小さくまとめようとしなくていい。
うまく踊ろう、なんて考えない方がいい。・・・そういう体裁を繕う心は、必ず見る側に伝わってしまう。

私は、踊りを見て「あの人、確かにすごくうまい。技術あるよ。・・・でも、だから?」
と思うことがある。(この際、一般論として。自分は、たか〜い棚にあがっている・・・。笑)
話を戻そう。
せっかく‘踊りの’技術はあるのに、それを‘感じる’心がないのか。
あるいは、感じる心をもっていても、それをうまく‘伝える’技術がないのかなって思ったりする。
もしかしたら、その人はその人なりに伝えようとはしているのかもしれない。
でも、ではナゼ伝わらなかったのか?

技術的に踊れるダンサーの場合、とかく独りよがりになりがちであることがある。
自分で「こうしよう」と踊っていても、それが実際見えなかったり、「ああ〜ここ、気持ち良いのよ〜・・」
とひたっていたとしても、逆にそれがイヤミにさえ思えたりする場合がある。
己の制御以上に心が先行するとこういうことが起きるのかな。
自分が思う心と、それが人の目にどう映っているのか、を客観的に踏まえないとだめなのである。

もう一つ。タップダンスの場合だが、やたらと難しいステップばかりやろうとするヒトもいる。
「何かすごいらしい」 というのは見ていてわかるが、いまいち心にグッとくるものがない場合がある。
これも、ある意味で‘独りよがり’なのである。
見る人がついて来れないものをやっても、エンターテイメントとは言えない。
こ難しい、早いステップを、これみよがしに並べる事よりも、実は、簡単なステップや、フッとした間や空気が、かえって見る人をグッと引きつけたりするのである。

エンターテイメントとは難しいものである。

見る人に心をぶつけないと伝わらない。
かといって、見せる以上、独りよがりな心でも困る。
ある程度の客観性も必要とされるわけである。
観客と常に‘会話’しながら、そこに存在する空気を大切にしていきたい。
見る側もいいものを見て勉強して目をこやし、プレイヤーも、見る人のニーズに応える。
お互いの相互作用で、日本のエンターテイメントを、どんどん奥深いものとして成長させてゆきたい、と切に思うのである。

 
 

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